URAWA

ネイル界のレジェンド黒崎えり子さん。ネイル人生を共に過ごした、URAWAのネイルマシン。今でこそマシンが当たり前のようにサロンで使われていますが、出会いは遡ること20年以上前のアメリカ。当時の貴重なネイル情報を伺いました。

黒崎えり子 @erikonail
ネイルサロン「erikonail」主宰
2000年、日本人として初めてワールドチャンピオンシップ・スカルプチェアネイル部門にて1位を獲得し、名実ともに世界NO.1の技術を持つネイリストとして認められたほか、同年には全米ネイリストランキング第1位にも輝いた日本人で唯一のネイリスト。

URAWAマシンとの出会い

1997年頃から海外コンペディションに出場するようになって、当時ネイル先進国だったアメリカではサロンワークでネイルマシンが一般的に使われていることを知りました。
その頃、日本ではアクリルスカルプチュアはファイルで削るのが主流でしたし、ネイルマシンの選択肢がほぼ無い時代でしたので、URAWAの置型タイプのUP200をアメリカから買って来た記憶があります。
 URAWAの置型マシンは、すでに当時のアメリカで広く使われていましたので。
 マシンの使い方も、アメリカに行った際にマシンマスターの方の使い方を見て学びました。
 2000年頃のサロンワークはアクリルがメインでしたが、その当時からサロンでもマシンを導入して使用していました。表面を削ったり長さ出しした裏の厚みを削ったり、フレンチネイルのホワイト部分をバックフィルしたり。

サロンワークで愛用する理由

その後日本では置型タイプNP300Aをサロンでは愛用していましたが、2008年頃にG3が登場。ポータブルの為、置き場所を選ばないコンパクトな作りに驚きました。
出張ネイルが多かったこともあり、本当に重宝しました。置き型タイプとのパワーの差を感じる事も無く、ずっと愛用しています。
 本当にびっくりする話なんですが、G3って壊れた事が無いんですよ。20年以上前に購入したNP300Aも今は使用していませんが電源が入りますし、2008年頃購入した初代G3も、今でも使えます。ネイルマシンは高額な物でもあるので、長く使えてしっかりメンテナンスの対応もしてもらえる、という安心感も必要だと思います。
 今では様々なネイルマシンが登場していますが、G3に満足してしまっているという事もあり、実は他を試そうと思った事が無いんですよね。ですので今は他社製品への買い替えの必要はないかな、と思っています。
 オフ時もプレパレーション時もマシンを使用します。特にプレパレーション時のキューティクル周りのケアはファイルより断然マシンの方が安全。
 ファイルではできない奥のキューティクルポケットまでマシンだとケアできます。
 ハンドピースが程よい重さで操作に安定感がある点を私は気に入っています。
 2022年にハンドピースを繋ぐコネクトジャック部分が変わったそうで、しっかり入ることで接触不良もなく、使い続けてコードがグラグラすることもないそうです。また、最近ではコントローラのボディの色も可愛い色が登場したりしているのでサロンの雰囲気に合わせて選べることも良いですね。
 20年以上URAWA社製のマシンを愛用していて、何台購入したかわかりませんがこれからも長く使い続けたい製品だと思います。

一番左は20年以上前に愛用していたNP300A。サロンにあるマシンで一番古いかもしれません。中央のG3は2008年に発売当時に購入したもの。
URAWAの小山社長からプレゼントしていただいたG3。桜デコレーションに彩られた世界に一台のマシン。現在愛用中。

INFO
浦和工業株式会社
TEL:0480-22-5515
Instagram:@urawacorp_nail @urawa_corp_international