2021.04.15
おモテまつ毛♡おブスまつ毛!?
マスクが手放せない今 “アイコンシャス” なメイクが注目を集めています。そこで今回は、アイビューティのスペシャリストAkemiさんをお招きして、イマドキのまつ毛にまつわるアレコレを伺いました。
はじめに、最近のまつエク・まつパ事情を伺わせてください。
編集部(以下編) 最近は常にマスクをつけている状態なので、目元のメイクに力を入れてる人が多いと思うのですが、まつエクやまつ毛パーマを利用する方も増えてるんじゃないですか?
Akemiさん(以下A) そうですね。ただ、異様に長いエクステをつけてる人とかいるんです。日本人はのっぺりした顔なので、あまり長いエクステをつけてしまうと、横顔のフェイスラインからまつ毛が飛び出てる感じになってしまうんですよね。あと、美容液で伸ばした地まつ毛に、まつ毛パーマをかけてる人。眉毛あたりまでまつ毛が届いてしまい、すごいびっくりしたような目になってたりして。
おブスまつ毛に注意!
付ければいいってもんじゃない。。
おや!?目頭にまつエクがついてないかい!?

さらに二重のタイプ(奥二重)に対し、長すぎるエクステを選んでしまっている。
まるで翼のよう!目頭から目尻まで全て長い

長すぎるエクステは地まつ毛に負担がかかりやすいため、モチも悪くなる原因に。
なんだか、びっくりしている目みたい・・・

これでは目が小さく見えてしまう原因に。
編 なるほど。でも、たぶん “まつ毛は濃くて長いのがかわいい” みたいな固定観念があるんですよね。私もなんですけど。
A うんうん、目元は人の印象も残りやすいから、気合いも入りやすいですよね。せっかくサロンに行くんだから、長く・濃くつけたいという気持ちもわかります。でも、そういった目力重視のデザインにすると、エクステが取れてきた時も結構みっともなかったりするじゃないですかコロナ禍の今、気軽にメンテナンスに行けないこともあるでしょう。でも、それなら取れてきてもおかしくないデザインにすればいいんじゃないかなと思うんです。とにかく美人さんなのに、まつ毛だけが変な “おブスまつ毛” って人、結構いると思います。
編 おブスまつ毛!なみに日本人の顔に馴染むエクステの長さってどのくらいですか!?
A 長くて11mmですね。
①目指せ!おモテまつげ♡
最長10MM!なのにこのパッチリ感

②目指せ!おモテまつげ♡
地まつ毛だけどこの存在感がラッシュリフト

メイクやヘアカラーにマッチするまつ毛
編 最近のメイクトレンドは「ナチュラル」「透明感」「垢抜け」などがキーワードだと思うのですが、こういったアイメイクに合うアイラッシュデザインってありますか?
A もちろん、ありますよ!カラーメッシュを取り入れることです。
編 カラーラッシュ、サロンで見たことがあります!でも、まだ挑戦したことはないです…
A すごく馴染みますよ!ブルベの方、イエベの方どちらにも合うように、暖色寒色さまざまな色味があります。目元に透明感もでますよ。色を組み合わせることで、目元の強弱が簡単に調整できるんです。すっぴんにもメイク顔にも馴染む、”おモテまつ毛” になれます。
編 色を組み合わせるなんて、アイラッシュアーティストさんのセンスと経験が問われそうですね。
A そうですね。でももう “マスカラを重ね付けしていた目力命” みたいなメイクは古いし、まつエクも黒一択の時代ではありません。カラーのバリエーションもたくさんあるので、メイクやヘアカラーと調和するまつエクを提案できないとダメだと思います。
③目指せ!おモテまつげ♡
アイライン効果もうれしい大人アイデザイン

④目指せ!おモテまつげ♡
ハイトーンの髪色にもぴったり

Akemiさんイチオシ!
この春おすすめのアイラッシュデザイン
「ボルドー・ブラウン・カーキブラウンの色をそれぞれ6:3:1の割合でミックスしました。すべてCCカール11mmで装着しています。ボルドー系の柔らかい赤みを際立たせるためにブラウンでコントラストをつけました」

longue durée COLOR ビジューシリーズ SEDONAセドナ / JADEジェイド 0.15mm CC11mm ¥2,640 longue durée COLOR 限定カラー TOYPOODLE 0.15mm CC11mm ¥715
時代のニーズに応える
ラッシュアーティストとは
編 ラッシュアーティストの方は技術はもちろんですが、色の感覚も養わないとダメですね。Akemiさんはどうやって勉強されましたか?
A 私の場合は、とにかくカラーラッシュを使った施術をたくさんしました。経験が一番身になります。あと、パーソナルカラーの資格も取りました。「色」に対する理解を深めることで、カラーエクステの魅力にも気づけたし、デザインバリエーションも増えました。あとは、やっぱりセンスを磨くこと。雑誌とかはたくさん見てほしいですね。まつエクもファッションの一部です。気分で変えてほしいし、もっと楽しんでほしい。アイラッシュアーティストの方にはそういった提案ができる技術・感覚を身につけてほしいです。

アイラッシュデザイナー、株式会社EYELASH.BEAUTY.JAPAN社長。ロンドンで行われた アイラッシュ世界大会ボリュームラッシュ部門 で優勝。まつ毛エクステブランド「PERFECT LASH JAPAN」を立ち上げ、アイラッシュコンペティションやセミナーなども開催。